革ジャンの破れを修理した事例を紹介します。
革ジャンが傷がいったり破けた場合は、革ジャンの目立たない所から共生地を採って
それを縫い合わせることになります。できるだけ自然な仕上がりになるように
形やバランスを考えて修理します。今回は肩章の裏側の革を共生地として使いました。
元のデザインに馴染むようにステッチに沿って修理しましたので、後ろから見ても違和感なく仕上がり
お客様に大変満足して頂けました。
結婚にあたり、お客様が相手方のお父様から頂いたジャケットをリフォームした事例を紹介します。仕立てのいい
オーダーのジャケットを頂いたのですが、袖が少し短かったようです。袖を3.5cm長く出して、裏地は肘から
付けたして伸ばしました。身幅ウエストは6cm詰めたので、画像でもリフォーム後の変化がはっきりと分かります。
こちらのジャケットの前にスリーピース・スーツも同じようにサイズ直したのですが、それを着て結婚式に出られた
そうです。お義父さまは、思入れのあるスーツをリフォームして結婚式で着てくれたことを大変喜んでいたそうです。
こんどは、このジャケットを着てご実家に訪問なさるそうです。
大事なスーツとジャケットを受け継いでいく心温まるエピーソードで、こちらも微笑ましく聞かせて
いただきました。